葉山町内で環境保護や郷土史研究に取り組む市民団体が日ごろの活動の成果を披露する「葉山まちづくり展」が8日から10日まで町福祉文化会館で行われた。
今年は過去最多となる31団体が参加。今年は東日本大震災があったことから「祀(まつ)る・ふれあう・みんなの力」をテーマにした。地震や津波、防災などに重点を置いた発表も多く、来場者らは各団体の担当者らの話を聞きながら、興味深そうに張り出された模造紙やパネルを見ていた。
同展実行委員長の板垣雅夫さんは「葉山という小さな町だが、市民活動をしている団体がこれだけある。また地域社会に帰ってくる団塊の世代の人たちも積極的に仲間に取り入れて地域力をアップさせたい」と話した。
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