商品券で被災地支援 逗子市商工会が総額2億2千万円発行へ
東日本大震災の復興支援と市内の経済活性化を目的に逗子市商工会は来月16日から「ダブルプレミアム商品券」を発行する。1万円の商品券に千円分のプレミアムが上乗せされるほか、購入者には被災地の特産品セットがあたる抽選券が発行される。発行総額は2億2千万円でプレミアムとダブルプレミアム分については市の補助金で賄われる予定。
10月16日(日)から販売開始
商品券は1セット500円の22枚綴り。一人上限10セット(10万円)で販売する。取り扱い店舗は約400店で、市内にある中小店をはじめスーパーなど大型店でも利用できる。利用店については市商工会がチラシなどで周知させる予定。
今回の事業では被災地の継続的な復興支援が主な柱となっており、同会では取り扱い店舗に出来るだけ被災地から商品を仕入れて販売することを呼びかけている。また、商品券には1セットにつき抽選券が添えられており、当選者には5千円相当の被災地の特産品セット(600本)が贈呈される。さらに購入者にも1セットにつき100円の義援金を募る予定で、集まった募金は日本赤十字社に寄付されるという。
販売は10月16日(日)の市民まつりを皮切りにスタート。残りは市役所と市商工会窓口で販売する。有効期限は来年3月末までで、ダブルプレミアム分の抽選については来年1月23日の市商工会50周年の記念式典で行われる。
市では「逗子市ダブルプレミアム商品券発行事業」および「市民まつりでの東北地方物産展事業」として23年度補正予算に2357万円を計上。28日の市議会で承認される見通し。また商品券の取り扱い店舗が商品券を換金する際、商工会加盟店には2%、非加盟店には5%の手数料をとり、事業費に充てる。
商品券についての問合せは市商工会【電話】046(873)2774まで。
逗子市民まつり今年も
毎年逗子の一大イベントになっている「逗子市民まつり」は10月16日(日)、池子第一運動公園を会場に行われる。今年も各種模擬店やブースが出店されるほか、ステージイベントなど様々なプログラムが用意されている。また今年は「ニッポンに元気な未来を」がサブテーマになっており、被災地の東北の物産展なども行われる。
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