「核兵器の恐ろしさ知って」 文化プラザで原爆展
「原爆と人間展」が14日から6日間、逗子文化プラザ1階のギャラリーで行われた。逗子市被爆者の会の主催で今年14回目。
会場では広島平和記念資料館が所蔵する「市民が描いた原爆の絵」のほか、写真やパネルなど約80点を展示。焼けただれた肌で病院に運ばれる少女や黒炭の遺体と化した母子、戦火を逃れて逃げ惑う中学生など戦争のむごさや恐ろしさを伝えた。また終戦50周年を機に「当時新聞が発行されていたら」という想定で作られた「ヒロシマ新聞」も来場者の目をひいた。訪れていた84歳の男性は「思うところがありすぎる。戦争は複雑ですよ」とため息を漏らした。また同会の堤達夫さんは「66年が経過して原爆が落ちたことを知らない人もいる。これを機に核兵器の恐ろしさと平和の尊さを知ってほしい」と話した。
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