初の3者協議を開催
池子米軍住宅の一部共同使用に向けた逗子市、米軍、国の初めての3者協議会が先月30日、逗子市役所で開かれた。この日は平井竜一市長、在日米海軍横須賀基地司令官のデイビッド・A・オーエン大佐、山本達夫南関東防衛局長が出席したほか、古尾谷光男副知事がオブザーバーとして参加した。
協議会で市側は40haを公園として整備する計画案を提示。また事務レベルでの話し合いをする組織として幹事会を設け、共同使用のあり方などについて今後内容を詰めていくことを確認した。一方、国側は日米合同委員会施設調整部会の内容を報告。返還については「できるだけ早期に実現できるように努力する」一方でそれまでの間は共同使用を行う旨を伝えた。ただ共同使用にあたっては正面ゲートや管理棟の移設、区域を隔てるフェンスの設置など要件を満たす必要があり、これらについては別途に協議し、3者間の使用協定の締結が必要となる。今回の協議会を振り返って平井市長は「今回の協議会は市にとって大きな前進。申請については防衛省と協議を進め、年内申請を確実にしたい」と話した。
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