実りの秋、到来─
風にそよぐ黄金の稲穂がさらさらと―。かつては「千枚田」と呼ばれていた葉山上山口の棚田でこのほど稲刈りが行われた。64枚ある棚田の面積は約2・4ha。
葉山の山間に位置する同所は日当たりも良く、水はけもいい。またかつて葉山で行った景勝地のアンケートで3位に選ばれたこともある。毎年、地元農家が農業ボランティアの「葉山山里会」の支援を受け、昔ながらの方法で稲を収穫。機械と鎌で稲を刈り、束にしたものを一つ一つ柱に干していく=写真。今年は例年より1、2週間収穫の時期が遅れているというができは「まずまず」という。刈り取った稲は半月ほど自然乾燥させてから脱穀される。
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