一般公募の市民らが時代衣装をまとって逗子の街中を練り歩く「武者行列」と「稚児行列」が先月20日に同市内で行われた。市商工会主催で逗子海岸で行われた流鏑馬＝中面記載＝と例年同日開催しているもの。
当日は亀岡八幡宮で武者行列の出陣式を皮切りにスタート。大勢の見物客が見守る中、武将や姫君を装った約50人が出陣の儀をとり行い、「エイエイオー」と勝どきを上げた後、出陣した。参加者は公募の市民ほか市議会議員や横須賀米海軍隊員も加わり、およそ１時間、なぎさ通りや池田通りなどを練り歩いた。参加者の中には今回のために甲冑を自作した人もおり「作るのは手間がかかったが、当時の人の様子が実感できて良かった」と笑顔をほころばせていた。また稚児行列も30分ほど遅れて亀岡八幡宮をスタート。きらびやかな頭飾りに華やかな衣装をまとった22人の子どもが同神社から銀座通りまでを練り歩いた。終盤には武者行列と合流し、見物客らの目を楽しませていた。
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