逗子警察署(福岡英一署長)は5日、管内の交通死亡事故が1500日ゼロを達成したとして記念式典を開いた。現在、1500日を突破しているのは同署と横浜水上警察署のみで、歴代記録でも水上署の8843日、葉山署の1674日に続く3番目。集まった関係者らは「1500日は通過点。今後も死亡事故ゼロ継続を」と志を新たにした。
同署によると逗子市内の交通死亡事故は平成19年にJR逗子駅前で83歳の女性が普通乗用車にはねられ死亡したのが最後。以降は発生していないという。
式典では冒頭で平井竜一市長が「逗子署ならびに警察関係諸団体の皆様の日ごろの努力に心から感謝したい。今後も市民が安心して暮らせる町が末永く続くよう祈っている」とあいさつ。福岡署長も「1500日はあくまで通過点。今後も1日も気を緩めることなく、署員一同気を引き締めたい」と応えた。式典後は同署前に設置されている掲示板に「1500」のパネルをはめ込んだ。
またこの日、交通安全日や交通安全週間の間、一日も欠かさず街頭で交通安全活動を行ったとして、交通安全指導員の山本信男さんと石渡眞澄さんに感謝状が手渡された。
同署によると管内では交差点など見通しが悪い場所での二輪車や高齢者の事故が多く、高齢者の自宅への戸別訪問や街頭キャンペーンなどを実施し、啓発に努めているという。また年末年始には忘年会や新年会の機会が増えることから、「飲酒運転は絶対にやめてほしい。また忙しい中なので、運転する場合は時間にゆとりを持って」と呼びかけている。
逗子・葉山版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|