国の特別措置法の施行により昨年10月分から新規申請が必要になった「子ども手当」(2012年度からは名称「児童手当」)について、逗子市・葉山町の未申請数は両市町で計164件にのぼることが本紙の調べで明らかになった(3月16日現在)。
逗子市の未申請数は108件で、受給対象4462人の約2・4%。3月上旬に未申請世帯に2度申請書の提出を呼びかける案内状を送付している。葉山町の未申請数は56件で対象2581人中の約2・2%。2月中旬に未申請世帯に再度申請書を送付しており、3月には個別に電話をかけるなどし、申請書提出を促している。認定請求書が3月31日までに受理された場合は今回に限る措置として、昨年10月までさかのぼって支給されるが、期限を過ぎると支給されない。そのため両市町とも早めの提出を呼びかけている。
昨年10月分からの子ども手当ての受給額は一人あたりが月額で3歳未満が1万5千円、3歳から小学生の第1子と第2子が1万円、第3子以降が1万5千円、中学生は一律1万円となっている。また2012年度から支給される「児童手当」については6月から所得制限を導入。夫婦と子ども2人世帯の場合、夫婦いずれかの年収が960万円以上なら、子ども1人につき月5千円に制限される。問いあわせは、逗子市・子育て支援課【電話】046・873・1111、葉山町・子ども育成課【電話】046・876・1111へ。
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