逗子市桜山の県立逗葉高校にこのほど、大気中の放射線量を測定するモニタリングポストが設置された。福島第一原発事故を受け、国が増設を決定した全国250基のうちの一つで、県内には5基を新たに設置。同校のほか小田原城北工業高校(小田原市)、県立岸根高校(横浜市)、県産業技術センター(海老名市)、県相模川発電管理事務所(相模原市)に設置された。
モニタリングポストは高さ約1m。搭載されたγ(ガンマ)線検出器で空気中の放射線量を測定できる。現在は機器の通信整備を進めている段階で、4月の測定開始を目指す。
設置については昨年9月に県議会で可決されており、同補正予算に国庫支出金として9600万円を計上。逗葉高校に設置されたことについて県環境衛生課では「放射線量測定値の大小ではなく、全県を網羅する上で地域バランスを考えた」としている。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|