夏の間、逗子の街がハワイアンムード一色に染まる「まちいっぱいのハワイアンin逗子」。市内の各所で様々なフラダンスが披露される中、一際異彩を放つチームがある。今年結成10年を迎えた「なぎさボーイズ」だ。
女性のものという印象の強いフラダンスだが、同チームのメンバーは全て男性。平均年齢50歳という”オヤジ”チームだ。「このあたりでは珍しいかもしれませんが、本場ハワイの大会では男性の部門があるほどメジャーなものなんですよ」と話すのは代表の宮川淳一さん。結成はメンバーの子どもが幼稚園に通っていた時。親同士の交流会で宮川さんが以前フラを習っていたことで話が盛り上がり、「基本的なステップだけでも」と始めたのがきっかけだった。「意外と運動量がある」「おもしろい」皆すぐにフラに魅せられていった。メンバーは公務員やアーティスト、広告代理店勤務など職業もバラバラ。働き盛りの多忙の日々だが、月に2、3回、浜辺や公民館などで練習を重ねる。結成10年を迎えて、今や市内の様々なイベントで声がかかる逗子のフラ界のアイドル的存在。「踊るのも楽しいけど、人前で踊ってお客さんに幸せな気持ちになってもらえるのが一番」。メンバー一同、声を揃えた。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|