山口蓬春記念館(葉山町一色2320)では現在、秋季展「伝統の美の形―素材と形態からみる山口蓬春の作品とそのコレクション」を開催している。
同館は日本画家、山口蓬春(1893―1971)の作品や蓬春が生前収集していた古今東西の作品を収蔵している記念館。
今回の企画展では、天然鉱石ににかわを混ぜて使われる日本画特有の技法に着目。さらに蓬春が生前高い関心を寄せていた書画を収める表具についても一堂に展示し、その素材と形態から日本画の伝統と魅力をひもとく。
展示は前期と後期の2部制。前期は9月17日(月)までで、後期は同19日(水)から10月21日(日)まで。会期中一部展示替えを行う。開館は午前10時から午後5時(入館は4時30まで)。月曜休館(一部例外あり)。入館料は一般500円(高校生以下無料)。アクセスは134号線、バス停「三ヶ丘・ 神奈川県立近代美術館前」から徒歩2分。問合せは同館【電話】046・875・6094まで。
関連イベントも
同展関連イベントとして9月15日(土)から23日(日)まで通常は非公開の和室「桔梗の間」と建築家、吉田五十八(1894―1974)が増築した「内玄関」「茶の間」を特別公開する。入館料で観覧可。
9月27日(木)には学芸員の解説付きで同館、葉山しおさい博物館、近代美術館葉山をめぐる特別見学会も行われる。参加無料。定員30人(多数時抽選)。
申込みは9月13日(木)までに同館まで。
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