広域ごみ処理から脱退したとして横須賀・三浦市が葉山町に損害賠償を求めた裁判の控訴審判決が12月19日に下される。
一審では、横浜地裁が両市が求めた計１億４８００万円の損害賠償について一部請求額を認め、計３９５万円の支払いを葉山町に命じていたが、両市は内容を不服として昨年12月、東京高裁に控訴。一方、葉山町は原判決の受け入れを表明をしていたが、原告側が控訴したことを受け、今年３月に付帯控訴（※）していた。東京高裁は和解交渉を勧めていたが、両市が原判決では和解できない旨を主張していため交渉を断念。10月31日の口頭弁論期日をもって結審していた。
※付帯控訴…控訴に対し、被控訴人が自己の不利益な部分の変更を求めることができる制度。控訴人が控訴を取り下げると失効する。
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