小学校に通う児童らに交通ルールの大切さを学んでもらおうと逗子警察署はこのほど、市内5小学校のふれあいスクールで「交通安全かるた大会」を行った。かるたは本田技研工業が市販しているもので、外出する際の交通安全への覚書を読み札にした特別製。逗子警察署友の会が児童の交通安全啓発のために同署に寄贈した。
小坪小学校のふれあいスクールでは、授業が終わると続々と児童らが集まり、約15人が参加。署員からかるたのルールの手ほどきを受けるとグループに分かれて早速競技に。手を頭の上にのせ、準備万端。
「広がらず手を上げて歩こうね」「連絡を遊びにいくとき忘れずに」「ヘルメット自転車乗るときかぶろうね」。署員から札が読み上げられると児童らは「ハイッ」と元気な掛け声とともに手を伸ばした。各グループの優勝者には記念品も贈呈されるとあって、児童らは真剣そのもの。競技には同署員やスクールの職員も参加し、大会は熱気に包まれた。同署の寺島武美交通課長は「小さいうちから交通安全への意識を高めてもらうきっかけになれば」と話した。
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