まち一帯がうっすらと雪化粧に包まれた19日、逗子市披露山公園のサル山では、寒さを凌ぐためにニホンザルが仲間同士で身を寄せる「サル団子」が見られた。
普段は元気に岩山を駆け回っているサルたちも、この日はあまりの寒さにお手上げ状態。岩のくぼみや軒下などに隠れて雪を凌いだり、2〜4匹ずつが集まり暖をとっていた。
一角では親子と見られる一家が身を寄せ、母ザルが小ザルをしっかりと抱きかかえる姿も。「お母さん、寒いよ」と縮こまる小ザルに母ザルが空を見上げながら「まだ止みそうにないわねぇ」――。そんなやりとりが聞こえてくるようだった。同公園のサル山では現在雄11匹、雌7匹が飼育されている。開園は午前8時30分から午後4時30分。
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