交通安全"みのる"ように 現役プロレスラーが一日署長
「春の全国交通安全週間」(4月6日〜15日)の一環で逗子警察署と逗子市交通安全協会は14日、JR逗子駅前で交通事故防止のキャンペーンを行った。
この日、同署は現役プロレスラーで全日本プロレス所属の田中稔選手を一日署長に委嘱。試合の入場曲とともに制服姿の田中さんが登場すると見物人やファンから拍手で迎えられた。日ごろ運転で気をつけていることについて尋ねられると「交通事故は自分だけでなく、相手、家族も巻き込む。特にスピードを出しすぎないように注意している」と心構えを紹介。また飲酒運転については「自分自身酒は飲まないが、被害が大きくなる非常に危険な行為。根絶したい」と話した。
続いて署員から「稔さんの名前にあやかって、交通安全が実るように闘魂注入してもらいたい」と促されるとプロレス技「コブラツイスト」を披露。技をかけられた交通課長は早々と「ギブアップ」していたが、「事故防止に努めたい」と心改まった様子だった。また来年プロ生活20周年を迎える田中さんは「逗子でぜひ試合をやりたい」と興行開催にも意気込みを見せた。このほか交通ボランティアが事故防止のチラシを通行人に配布、県警音楽隊による演奏も行われた。
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