逗子警察署は12日、小学校に侵入したとして建造物侵入の疑いで米海軍横須賀基地所属の２等兵曹、マーフィー・クリストファー・リー容疑者（23）を現行犯逮捕した。
同日午後７時25分頃、久木小学校から警報が発信され、同署員が駆けつけたところ教室で寝ていた同容疑者を発見。呼気検査をしたところ呼気１リットルあたり０・４ミリリットルのアルコールが検出された。同校の正面玄関のガラスが割れており、酒に酔った同容疑者の犯行とみられる。同署によると「逗子海岸で酒を飲んだ後、寒かったので暖まろうと思った。詳しいことはよく覚えていない」などと供述しているという。
逗子市によると市内で米兵による刑事事件は初。翌日デービッド・Ａ・オーエン米海軍横須賀基地司令官は市役所と同校を訪れ、「これまで教育活動に取り組んできたが、二度と起きないよう今後さらに教育を徹底して再発防止に努めたい」と謝罪した。
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