神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
逗子・葉山版 公開:2013年6月7日 エリアトップへ

堀内在住松田さん 米音楽賞、日本人で初受賞 カントリーの魅力伝え続け

文化

公開:2013年6月7日

  • LINE
  • hatena
トロフィーを手にする松田さん
トロフィーを手にする松田さん

 カントリー音楽の世界で優れた歌手や作曲家、プロデューサーらを表彰する「米国カントリー音楽協会(CMA)」の音楽賞をこのほど、葉山町堀内在住の放送作家、松田武久さん(66)が受賞した。同賞は米国ではグラミー賞と並んで権威ある音楽賞とされ、日本人の受賞は初。NHK・FMの番組で長年に渡り、その魅力を伝え続けてきたことが評価された。

 同賞は年1度行われているもので、十数種類の部門ごとに表彰。歌手部門では、07年に日本でも若者層に人気の高いシンガーソングライターのテイラー・スウィフトさんが選ばれている。

 松田さんが受賞したのは国外のテレビやラジオの放送関係者に贈られる「インターナショナル・ブロードキャスター・アワード」。松田さんは2001年からNHK・FMで年に2回放送している「今日は一日カントリー三昧」で企画構成を担当し、自分が聞いたカントリー音楽の中から毎回百曲近くを放送してきた。

 吉報が告げられたのはカントリー音楽のイベントに参加するため渡米した3月。CMA事務所を訪れた際に同賞授与を伝えられた。「まさか自分が貰えるとは思っていなかったから驚いた」と松田さんは振り返る。

 出会いは高校生の時。海外のラジオ番組から流れる曲の数々に”ハマった”のがきっかけだった。「メロディーが綺麗で歌詞がいい。恋愛や生活、誰しもが経験することが題材になっていて、良きアメリカ文化の精神が息づいている」と松田さん。60年代から流行し始め、90年代以降はその音楽性を変化させながら変遷を遂げてきたカントリー音楽。松田さん自身もそうした最新の音楽事情を伝えようと番組づくりに取り組んできた。最近ではその音楽性が日本でも受け、若者を中心にブームが広まりつつある。「今後もカントリーを通じて、アメリカ文化の良さを伝えていきたい」と松田さんは話した。
 

逗子・葉山版のトップニュース最新6

70余年の歴史に幕

逗子市身障協

70余年の歴史に幕

「若い世代にあと託す」

3月15日

まちのコミュニティー目指す

うぇるま

まちのコミュニティー目指す

4月から本格始動

3月15日

一般会計 過去最大229億円

逗子市予算案

一般会計 過去最大229億円

4本の柱で地域支える

3月1日

整備完了、公開へ

長柄桜山古墳群第一号墳

整備完了、公開へ

4月20日に式典

3月1日

市重要文化財に指定

延命寺仏涅槃図

市重要文化財に指定

15世紀前半の作品

2月16日

教育環境の改革に注力

葉山町予算案

教育環境の改革に注力

一般会計 過去最大128億円

2月16日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月15日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 2月16日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook