神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
逗子・葉山版 公開:2013年6月21日 エリアトップへ

気仙沼のミニバスチーム 「"木古庭印"で頑張ってます」

スポーツ

公開:2013年6月21日

  • LINE
  • hatena
寄贈されたユニフォームを着て写真に収まるメンバー
寄贈されたユニフォームを着て写真に収まるメンバー

 6月、宮城県気仙沼市の小学校でバスケットボールの練習に励みながら汗する子どもたちの姿があった。ユニフォームの胸には「Kikoba」の文字。被災地支援にと葉山で活動する「木古庭・上山口ミニバスケットボールクラブ」が寄贈したものだ。震災から2年3ヵ月が経った今、被災地と地元葉山の子どもたちとの間に新たな絆が生れている。

ユニフォーム寄贈に感謝

 気仙沼では震災後、小学校の体育館は避難所として使用されていた。避難所が解散したあとも、長期の生活利用で建物が劣化し、子どもたちがバスケットをできる状況になかったという。同クラブコーチの袖野洸良さんも月に2度ほどミニバス教室を行っていたが、活動の休止を余儀なくされることに。今年に入ってからようやく整備が進み、「子どもたちにバスケが出来る場を」と新たにミニバスチームとしてスタートする見込みがたった。ところが、場所は確保できたものの練習に使うボールやユニフォームは手元にない。考えあぐねていたところ、打診があったのが葉山のチームからの打診だった。

 折しも上山口小学校で活動する同チームはユニフォームを新しく替えた頃。古いものを処分するのではなく「困っている人たちに役立てよう」と被災地への寄贈を思い立った。「バスケをできなかった分、たくさん汗をかいて頑張って」「ユニフォームを着て試合に勝って」。子どもたちのメッセージを添えて12着を贈った。

 「全国方々からの支援で活動が成り立っている。本当にありがたい」と袖野さん。葉山でヘッドコーチを務める宮澤和人さんも「うちの子どもたちの試合着が役に立ったのは嬉しいこと。頑張ってほしい」とエールを送った。今回を縁に両チームの交流試合も構想にあるといい、両コーチとも「いつか実現できれば」と今後の交流に期待を込めた。
 

逗子・葉山版のローカルニュース最新6

逗子のいいもの見つけて

みやげまつり&マルシェ

逗子のいいもの見つけて

映画祭とコラボ

4月19日

人気レスラーが一日署長

逗子署

人気レスラーが一日署長

逗子出身、米山香織さん

4月19日

つるし雛で被災者支援

逗子湘南BBクラブ

つるし雛で被災者支援

呉服店・松屋が協力

4月19日

地域とつながるこいのぼり

逗子ホームせせらぎ

地域とつながるこいのぼり

5月3日、イベント実施

4月18日

リアルRPGに104人

逗子葉山JC

リアルRPGに104人

なぞときに挑戦

4月18日

ウクレレとフラの調べ

ソロプチ逗子葉山

ウクレレとフラの調べ

5月31日 チャリコン

4月18日

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook