逗子警察署は4日、高齢者を狙った振り込め詐欺を未然に防いだとして市内の郵便局員2人と銀行員1人に感謝状を贈った。
詐欺被害防止に協力したのは逗子小坪郵便局の松原啓さん(30)、逗子久木郵便局の瀧澤あいさん(27)、三井住友銀行逗子支店の今城秀樹さん(55)。被害の恐れがあったのは5月。いずれも息子を装った手口で、高齢の女性が200万円から1千万円の預金を下ろそうとしていた。松原さんらがマニュアルに従ってヒアリングしたところ、詐欺であることが発覚し、同署に通報。未然に被害を食い止めた。青木満雄署長は「振り込もうとしていたお金は高齢者にとって残りの人生で取り戻せない額。それが犯人に渡らずに済んだ。感謝している」と述べた。逗子市では今年6月19日までに2件の振り込め詐欺事件が発生。被害総額は約350万円にのぼる。
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