逗子海岸で先月29日、米海軍横須賀基地、逗子市、同警察署の代表3者による合同パトロールが行われた。今年5月、酒に酔った米兵が久木小学校に不法侵入した事件をうけ、見回り強化の一環として行ったもので、3者合同は初。
午後7時に海岸を訪れたデービットAオーエン司令官、平井竜一市長、青木満雄署長は関係者らとともに海開き2日目の砂浜を視察。若者らで賑わう中、延長約850mを約50分間にわたって見回った。
海岸組合関係者によるとここ数年、外国人観光客が急増しているといい、この日も海の家や砂浜に多くの外国人客が訪れていた。途中、同基地隊員の一人が酔いつぶれて付添い人に介抱されているのが見受けられ、見回りに同席していたジェームスガスリー曹長が注意を呼びかける場面もあった。
市によると今後は米海軍と警察が合同で毎週金曜日と土曜日に見回る。平井竜一市長は「警察と合同であれば何かあったときに対処しやすい。(パトロールの)実効性が高まることを期待したい」と話した。また見回りを振り返ってオーエン司令官は「今のところ大きな問題はないと捉えている。憲兵隊には問題があれば迅速に対応するように指示した」と話した。
|
<PR>
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|