葉山町が2014年度中に新規開設を目指す認可保育園について、町内堀内にある国の旧保養所跡地を活用する案が浮上していることが明らかになった。4日、町議会の行政報告で山梨崇仁町長が述べた。
旧大蔵省印刷局の保養所「森戸荘」は、1969年に完成。保養施設として長年利用されてきたが、時代に伴う保養施設の見直しなどを理由に10数年前から閉鎖されている。
葉山町では、待機児童対策として新たな認可保育園の開設を進めているが、これまでに2度運営法人を公募したもののいずれも委託にいたらず。土地の確保などが難点となっていた。国は今年発表した待機児童解消加速化プランの中で、使用していない国有地を活用した保育所整備の推進を掲げており、町はこれに乗じる構え。すでに利用に関する要望を国に提出しており、山梨町長は「承認が降り次第、事業者の公募を再度進めたい」と抱負を語った。
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