「『葉山』ご縁で連携を」 城山商工会役員らが訪問
同じ県内に「葉山」の名2つ。ひとつ、お近づきに―。
城山商工会(相模原市・小坂義和会長)の役員ら3人が20日、山梨崇仁町長を訪問した。相模原市との合併以前、城山町だった地区には今も「葉山島」という地名が残っており、同じ名前を縁に互いに観光を糸口にした連携が図れないかと同商工会側が持ちかけた。
訪れたのは小坂会長とまちおこし団体代表の中里州克さん、梅原邦彦さん。今回の訪問を仲介した長友克洋(相模原市緑区)、近藤大輔(逗子市三浦郡)両県議も同席した。
葉山島は相模川のほとりにある100世帯ほどの自然豊かな地区。近年稲作など農業などを起点にしたまちおこしが盛んで「葉山の名前以外にも城山には湘南の名がついた小学校があったりと少なからぬご縁を感じた」のがきっかけという。小坂会長が「葉山島は小さな地域だが、ブランド力のある葉山町に胸を貸していただければ」とあいさつ。「圏央道ができて、車で1時間ほどと互いの距離感も近くなった。うちには山の幸、葉山には海の幸がある。互いに特産品を通じたイベント交流ができたら面白いのでは」と持ちかけると、山梨町長も「前向きに捉えたい。地元の特産品を交換しあうことで1次産業の活性化にも繋がりそうだ」と応じた。具体的な内容は今後検討するというが「子ども同士の交流を図っては」「この機に新たなグルメを作っては」など観光談義に華を咲かせていた。
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