記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 5月23日0:00更新
「すっぱ抜かれる」というと少々大げさだが、他紙に自分の知らない地域情報が載っていてヒヤリとする、ということが間々ある。地域新聞の記者を己の肩書としている以上、担当地域で大手日刊紙に遅れをとってはなるまい。言ってしまえばちっぽけな対抗心なのだが、先日も他紙の地域面をめくっていてそんな場面があった。逗子在住で世界的に著名な海洋冒険家がシーカヤックで被災地の沿岸700キロを巡る旅に出たという。その思いはいかほどだったろう。小生も皆様にお伝えしたかったとほぞをかんだ。まだまだ知らないことは眠っているに違いない。もっと、足を使わねば。