「美味しいお米になぁれ」 名越緑地で田植え体験
逗子市久木にある名越緑地の一角で2日、田植えが行われた。市からの委託で同緑地を管理する「里山の会」の分科会の一つ、「虹の会」が企画したもの。この日は地元の子どもたちに農作業に親しんでもらおうと池子小学校の5年生44人も参加。会メンバーらの手ほどきを受けながら手作業で苗を植えた。
説明後、子どもらは早速田植えに挑戦。「3本くらい束にして鉛筆を持つように。倒れないように差し込んで」と会員が見守る中、交代で汗を流した。虹の会の中嶋由行さん(72)は「最近はお米を食べる子が少ない。食べ物を作る大切さや大変さを農作業を通して学んでくれれば」と話した。
今後田んぼは会員が水やりや雑草駆除など管理を行い、10月頃には再び児童を招いて稲刈りをする予定という。児童の一人は「美味しいお米になるといいな」と笑顔を見せていた。
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