葉山町無形民俗文化財にも指定されている「潮神楽(しおかぐら)」が16日、森戸神社で行われた。海上安全と豊漁を祈願して行われる江戸時代から続く伝統行事。今年は5年に1度の大祭で、境内は多くの参拝客で賑わった。
大祭の年には3人の乙姫が船で海を渡り、名島の竜宮を参拝するのが習わし。白い衣装にきらびやかな頭飾りをつけた乙姫が登場すると「可愛らしい」と参拝客らの注目を集めた。恒例の神楽では窯で煮た湯で神事を執り行う8座の「湯立神楽」を奉納。終盤には参拝者に飴や菓子なども振る舞われ、境内には子どもたちの歓声が響いていた。
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