たった一つの命を大切に――。逗子文化プラザなぎさホールで先月30日、「命の授業×保護権たちのミュージカル ワンライフ」と題したプログラムが行われた。逗子小学校支援地域本部が主催する同校サマースクールの一環で、「tumugu=つむぐ=プロジェクト」(佐竹加代子代表)が企画した。
前半では同校の大内純一校長が登壇。内臓疾患を抱え、成人を前にして夢半ばに息を引き取った同級生との思い出を語り、「命は一つ。特に自分で命を絶つのは本当に悲しいこと。皆さんは一生懸命に生きて、夢を叶えてほしい」と呼びかけた。
後半は動物愛護の普及啓発を行う音楽劇団「みゅーまる」がミュージカルを披露=写真。虐待を受けた犬や被災犬など、施設に預けられた4頭の犬の境遇と、新たな家族と出会うまでの物語を演じた。「人も犬も同じ心を持った生き物。同じ命を大切にして」と同劇団員。会場を訪れていた小学4年生の女子は「施設に送られた犬は可哀そう。動物の命をもっと大切にしないといけないと思った」と話していた。
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