難病による疾患から米国で心臓移植手術を受けた水流添(つるぞえ)日向(ひなた)君(7)=写真=が7日、鹿児島県霧島市に帰郷した。救う会のホームページなどによると経過観察入院も終えており、元気な姿を見せているという。
日向君は就学後、50万人に1人発症するとされる「拘束型心筋症」と診断を受けた。突然死の可能性が高く、心臓移植以外に有効な治療方法がなかったことから、今年4月に渡米。7月にドナー(臓器提供者)が見つかり、手術後、経過観察とリハビリ生活を送っていた。
手術をめぐっては1億4500万円の費用が必要で、支援団体の「ひなた君をすくう会」が全国的に募金活動を展開。逗子でも1月に「湘南からひなた君を応援する会」が発足し、メンバーが協力を呼び掛けていた。同会の草柳博子代表は「湘南の方々からたくさんの募金協力をいただいた。皆様の応援が実を結んだ」とコメントを寄せた。
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