県内13カ所にスーパーを展開する(株)スズキヤ(本社 逗子市逗子/中村洋子社長)と葉山署(泉山栄治署長)は15日、災害時の食料品調達に関する協定を締結した。救助活動にあたる署員らの必要な食料を確保し、救助体制を維持するのが目的。同署の要請を受けて同社が運営する葉山プロセスセンター(葉山町長柄)で製造した弁当や総菜類のほか、マスクも提供する。
同署には非常時の備蓄としてアルファ米や缶詰、飲料水などを備えるが、量は署員全員が口にした場合の2日分程度。東日本大震災のように救助活動が長期化する場合の安定した食料の受給ルートがなく、同署が協定締結を要請していた。締結式で中村社長は「災害時に助け合うのは当然。できることをしたい」、泉山署長は「快く引き受けていただき、大変心強い」と感謝した。
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