森戸海岸で23日、町内の未就学児と小学校低学年の児童を対象にした潮干狩りと稚魚放流の体験イベントが行われた。地元の子どもたちに自然に親しんでもらおうと町が主催したもので、今年3回目。この日は子どもや保護者ら約450人が参加し、初夏の日差しがそそぐ中、浜辺遊びに興じた。
この日は葉山町漁業協同組合や町商工会青年部、子育て団体らの協力で、会場となった砂浜には事前に約350キロのあさりがまかれた。帽子をかぶり、熊手やバケツを抱えた子らは、今か今かと”臨戦態勢”。合図があると一心不乱にあさりを探し、掘り出しては「いた!見て見て」「こんなにたくさん」と歓声を上げていた。放流体験では3センチほどのカサゴの稚魚を浅瀬に放したほか、イワシやカワハギに触れるタッチプールも設置され、思い思いの一日を楽しんだ。山梨崇仁町長は「子どもたちに少しでも海の魅力を知ってもらうきっかけになれば」と話した。
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