逗子市は先月31日、今夏の逗子海水浴場に設置された海上アスレチック「逗子スプラッシュウォーターパーク(ずっしゃーん!!!!)」の利用者数が約1万5千人だったと発表した。天候の影響もあって、66日間の海水浴期間中で設置は41日に留まったが、市観光協会によるとのべ1万5607人が利用した。
逗子のビーチに家族客を呼び込もうと、市民有志の実行委が初めて企画。トランポリンや飛び込み台、タワーに橋。海の上に浮かぶ巨大なゴム製の遊具は今夏の目玉として、海水浴客らから高い関心を集めた。台風や強風の影響で一部機材の破損や一時撤去を余儀なくされることもあったが、好天時には各回100人定員が満員になる盛況ぶり。報道で取り上げられたこともあり、県外から遊具目当てに訪れる観光客も多かったという。
また運営にあたってはオーストラリア人のアンソニー・ケリーさんが主宰する団体に業務委託。プロのライフガードらによる監視やライフジャケットの着用など、安全対策を徹底したことで事故もなかった。
先月29日には奉仕団体の逗子葉山ライオンズクラブの招待で幸保愛児園の子どもら17人が遊具を満喫。「すごく楽しかった。夏のいい思い出になった」と笑顔を弾けさせていた。桐ケ谷覚協会会長は「手さぐりの中ではあったが、予想を上回るご来場をいただくことができた。海の活性化にも寄与できたと思う。来年の設置に向けても今後調整していきたい」と話した。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|