葉山町(山梨崇仁町長)と関東学院大学(横浜市金沢区/規矩大義学長)は先月30日、地域の発展や教育研究の向上を目的とした包括協定を締結した。調印式には町や大学関係者らが出席し、今後のさらなる連携強化を確認した。
町長授業で教鞭も
両者はこれまでも個別の分野で連携を図ってきた。町の審議委員に同大学の学長や教員らがメンバーとして加わっているほか、同大学も葉山町発祥の家庭用生ごみ処理機「キエーロ」を大学の敷地内に設置するなどしており、今回の協定を機により包括的に関係性を深めるという。
具体的には2017年度に大学が新設を計画している「地域創生学科」(仮称)で町長が非常勤講師としてまちづくりをテーマに授業するほか、学生が町でフィールドワークなどを行う予定。
同大学のOBでもある山梨町長は調印式で「ともに地域のことを考えるパートナーとして、お互い助け合える部分で官学の連携を温めていきたい」と述べ、規矩学長も「葉山町とは個別の分野で付き合いが長く、今後はあらゆる場面で関係性を深めていきたい」と応じた。
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