逗子の市民劇団「なんじゃもんじゃ」の新作公演が11月7日(土)と8日(日)の両日、逗子文化プラザさざなみホールで行われる。結成30周年を迎えた今作のテーマは「商店街の活性化」。まちに関わる様々な人が知恵を出し合いながら模索する内容で、地元商店街へのエールも込めた。
タイトルは脚本家、高橋正圀さん作の「シャッター通り商店街」。同劇団員の山田マリエさんが演出を手掛ける。
舞台はとある地方にある「すずらん商店街」。老舗が次々と店を閉め、さびれていく一方のまちをなんとかできないかと、商店主らが奮起。カレー店を開業しようと帰省した青年夫妻らを巻き込み、再生をかけて模索する。笑いあり、涙ありのドタバタ劇。果たして商店街は生き残ることができるのか――。
1985年に市の演劇実践講座の卒業生らが旗揚げし、公演は今回で41回目。現在は18〜70歳まで、年齢や職業も様々な20人のメンバーが「笑って泣けて心に残る作品」をモットーに年1回の公演を続けている。
今作は商店街に向けた”応援歌”でもあるという。「逗子でも商店主の人たちがアイデアを出し合って、色々なことをやっている。地元でも頑張っている人がいると感じてもらえたら」と代表の石井昭子さん。上演会場は150席の小劇場で舞台と客席の距離が近く、山田さんは「細かい動きから表情まで、作品の世界観を伝える演技を届けたい」と話している。
7日が午後2時(完売)と6時、8日が正午と午後4時からの各日2回公演。チケットは前売り2千円、当日2500円。予約・問合せは石井さん【電話】046・873・7529
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