現金の出入りが増える年末年始を狙った振り込め詐欺に備えてもらおうと、三井住友銀行逗子店(奥田宗孝支店長)は11日、同店利用客を対象にしたセミナーを開いた=写真。逗子署生活安全課の署員を講師に招き、詐欺の手口や被害の実態などについて紹介した。
県下では今年すでに900件を超える被害があるといい、逗子市でも10日現在で11件、被害総額は約1700万円にのぼる。ほとんどが息子や孫を語る「オレオレ詐欺」で、被害者から直接金を受け取る「手渡し型」が主流という。講師の近藤千春さんは「他人事だとは思わず、『会社の金を使った』『還付金がある』などの文句があれば詐欺と考え、落ち着いて家族や警察に相談してほしい」と呼びかけた。
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