横須賀、逗子、三浦、鎌倉、葉山の4市1町と県観光協会などで構成する「三浦半島観光連絡協議会」はこのほど、三浦半島の観光情報を提供するデジタルサイネージ(電子看板)を設置した。同半島内計7カ所、逗子市ではJR逗子駅前広場、葉山町では町役場に1台ずつを設置。自然や歴史といったまちの魅力を発信することで観光客を呼び込み、回遊促進を図る。
電子看板は46インチで各自治体のPR動画(1分)が流れる。スマートフォンなどと同じくタッチパネル式となっており、画面に触れると「海」「自然」「歴史」「街並み」などカテゴリーごとの情報を閲覧できる。周辺地図やQRコードを介したリンク先で詳細な情報も入手できるほか、「今日の運試し」をタッチすると運勢とお勧めのロケーションを表示。利用者に半島を周遊したいと思わせる仕掛けも施した。さらに東京五輪開催など訪日客増加を見据え、英語、中国語、韓国語、タイ語の5カ国6言語への切り替えもできる。 昨年末に設置した葉山町では「世界のビーチ百選」(米CNN)に選ばれた一色海岸や森戸の夕照、花の木公園など28カ所を紹介。来庁者が足をとめ動画に見入るなど反応もあるといい、町産業振興課担当者は「鎌倉のように観光スポットが多い訳ではないが、隠れた景色や小道などスローな葉山ならではの雰囲気を知ってもらえれば」と話した。
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