記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 4月8日0:00更新
桜は何故人の心を惹きつけるのだろう。満開の薄紅が枝先を彩る様も、はらりはらり散る様もまた美しい。4月、新年度が始まった。行政で言えばお住まいの市町でも新年度予算が事業化されていく時期だ。過去10年間で2番目の規模、約197億円の一般会計を発表した逗子市は「少子高齢化社会克服へ 逗子モデル構築予算」と銘打った。県内でも特に高齢化が進む市では、社会保障費や介護負担の増大などすでに問題が顕在化しつつある。少子高齢化は全国の自治体が抱える共通の課題と言っていい。将来的な人口減も見据え、文字通りの克服モデルを示せるのか。注視したい。