地元の学生らに行政や議会の仕組みを知ってもらう「葉山町中学生・高校生議会」が19日、葉山町議会であった。町の主催で4回目。町内在住の中高生の男女8人が”1日議員”として登壇し、身近な疑問や提言を山梨崇仁町長や執行部職員らにぶつけた。
山梨町長は冒頭「制度が改められ、皆さんもあと数年で選挙権を有するようになる。議論を通じて暮らしが変わる仕組みを学び、政治に携わる一助にしてほしい」とあいさつ。今回は議長も学生2人が交代で務め、「〜議員」と呼ばれた参加者が一人ずつ一般質問に立った。
質問は職員らへのヒアリングで予め作成。参加者からは「通院する人のために病院行きのバスは段差のない車両を運用しては」「姉妹都市の草津町と幅広い世代で交流ができるようにしてほしい」など踏み込んだ提言もあった。一方の町側は「特定の系統での優先的な運用は困難と聞いているが、事業者に働きかけたい」「現状を認識した上で今後検討したい」などと答弁していた。今回初参加で後半は議長も務めた葉山中2年の鈴木佳太君は「実際の議会と同じように答弁してもらえたと思う。緊張したけど、いい体験ができた」と話していた。
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