記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 9月9日0:00更新
ふるさと納税に返礼品を設ける自治体が全国で増えている。ご当地の特産品やアクティビティ、果ては商品券や家電まで。豪華な品々を目にすると小生も思わず心揺らぐのだが、現状には賛否が分かれる。寄付獲得のため、自治体間の”返礼品合戦”が過熱しているためだ。制度本来の趣旨は寄付者が見返りを求めず故郷やゆかりの地を応援すること。ならば寄付する側は返礼品ありきではなく、「何のために」寄付をするのかに思いを馳せたい。逗子市でも返礼制度が始まった。使途先は子育てや緑地保全、経済活性など様々。寄付の際にはぜひその行方に目を凝らしてもらいたい。