記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 1月1日0:00更新
魚に恋をしています――。今号、夢追人で取り上げた長谷川さんの名刺にはそんな一文が添えられている。魚が好きでたまらない。どんな些細なことでも気になり、その魅力を引き出すためならどんな労力も厭わず。そんな姿に恋心と同等の熱意を感じた。長谷川さんは自らを橋渡し役なのだと言った。魚を獲る人と調理する人、食べる人。そのバトンを繋ぐのが使命なのだと。知られざる人やコト。その”持ち味”を損なうことなく、読者皆様へと”新鮮な”状態でお届けしなくてはいけない小生の仕事にもどこか通じるものがあるだろうか。新年の幕開け、心を一新させ、新たなスタートを切る元日の朝である。その矜持を見習いながら、1年、取材の一つひとつに渾身の熱量を込めて臨みたい。