逗子市は先月27日、2月から予定していた葉山町から受け入れる可燃ごみの試行焼却を延期すると発表した。昨年末、焼却灰から基準値を超える「鉛またはその化合物」が検出されたため。市は原因究明と対策を早期に講じ、7月をめどに受け入れを実施したいとしている。
昨年11月と12月の測定分析で基準値(1㍑あたり0・3㎎以下)に対し、1・3㎎(4・3倍)、0・99㎎(3・3倍)が検出。試行焼却では受け入れ処理相当分の焼却灰を葉山町が引き取り、同町が契約する最終処分場で埋め立てる予定だったため、現状で実施が困難になった。
試行焼却は鎌倉市を含む2市1町の処理広域化計画の一環。2017年度からの本格実施を前に2月と3月に計400tを受け入れる予定だった。
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