芸術家やアスリートなど、地域ゆかりの専門家を招いた特別授業がこのほど池子の県立逗子高校(佐久間健校長)で行われた。1年生約270人が参加し、講師らの手ほどきでプロの仕事を体験した。
地域と連携した教育を推進する事業の一環。同校は県からの指定を受け、2013年度から同様の取り組みを行っている。
今回講師を務めたのは、雑誌編集者やゴスペルシンガー、写真家、臨床美術士など14人。それぞれがテーマごとにワークショップを用意し、2週にわたって授業を実施した。
自然の山道を走る「トレイルラン」を指南したのは市内在住のプロランナー、宮地藤雄さん。競技の魅力に触れてもらおうと神武寺鷹取山のハイキングコース約7キロを走り、勾配のある道のりを軽快に駆けながら生徒らと汗を流した。参加した山崎大輝さん(16)は「きれいな景色が見れて、きついだけじゃなく楽しかった。またやってみたい」、宮地さんは「競技を通じて自然豊かな逗子の環境を感じてもらえたら」と話した。
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