葉山町のソフトボールチーム「木古庭ファイターズ」に所属する伊東洸佑(こうすけ)くん(12)=上山口小6年=が、今月25、26日に豪シドニーで開催される国際親善大会の小学生日本代表メンバーに選ばれた。大舞台を前に「体格は外国人選手の方が上かもしれないけど、気持ちで相手を上回りたい」と意気込んでいる。
伊東くんは昨年8月、県少年ソフトボール連盟横須賀支部の選抜選手として、滋賀県で行われた全国大会に出場。試合でのプレーが評価され、初めて日本代表28人のひとりに選ばれた。「自分を高く評価してもらえたことは嬉しい。海外の選手と試合をするのが楽しみ」と笑みを浮かべる。
ポジションは2塁手。身長143センチと小柄ながら、木古庭ファイターズでは3番打者を務める。三堀明洋監督は「体の大きい選手と変わらないくらいの長打力がある。攻守両面で、同世代の中では群を抜いている存在」と太鼓判を押す。
5歳のときにソフトボールを始め、小学2年生のときには高学年に混ざってレギュラー入りを果たした伊東くん。守備ではミスが少なく、攻撃でも起点になることが多いといい、今ではチームの柱に成長した。「研究熱心で、野球をよく理解している。いつも通りのプレーができれば、国際大会でもチームを引っ張っていけると思う」と三堀監督は期待する。
伊東くんは23日に「日本小学生国際親善ソフトボール団」の一員として、日本を出発。25と26の両日、現地のチームと対戦する。
「夢はプロ野球選手になって、日本代表選手として世界大会に出場すること。外国の選手がどんな野球をするのか、今回の経験を糧にしたい」。熱い闘志を胸に、初の国際大会に臨む。
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