逗子・葉山版 掲載号:2017年6月9日号
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「地域の子育て、応援したい」 「子ども食堂」葉山でも

社会

「こどもの食卓」でカレーを食べる子どもたちと清水さん
「こどもの食卓」でカレーを食べる子どもたちと清水さん
 子どもたちに食事や居場所を提供する「子ども食堂」の取り組みが葉山でも始まった。「子どもの”孤食”解消や地域の子育ての助けになれば」と町民有志から成る実行委が企画。全国的に広がっている取り組みだが、葉山での開催は初だ。当面は年に4回。今後はニーズをくみ取りながら、実施回数を増やしていきたいとしている。

55人が温かい食事に舌鼓

 5月31日、堀内の住宅街の一角にあるシェアオフィス「かざはやファクトリー」に午後5時を過ぎると続々と子どもたちが集まってきた。「おいしそー」。カレーの入った鍋を覗き込んだ一人は嬉しそうに歓声をあげた。

 「こどもの食卓」の初開催日。この日は事前予約で地域の小学生を中心に55人の申込みがあった。シーフードカレーを中心にサラダやコロッケを添えたワンプレートを一人100円で提供。友人と訪れた長柄小5年の女の子は「お店のカレーみたい。すごく美味しい」、近所に暮らす子連れの30代女性は「母親にとってこういう場所は嬉しい。共働き世帯の子どもにとっても一緒に食事をするいい機会ですね」と話した。

 発起人の清水明絵さん(34)=堀内=も2児の母。子ども食堂が各地で始まる中、今年4月に「はやま食卓プロジェクト」を立ち上げ、オフィス代表で夫の淳さん(44)と準備を進めてきた。メニュー作りや当日の運営は知人や近所の主婦らが協力。1年前に逗子で始まった子ども食堂も参考にし、初開催にこぎつけた。

 テーマは食を通じた共働きや子育て世帯、とりわけ母親への手助けという。仕事と子育ての両立は時に心のゆとりをなくし、ストレスを抱えがち。そんな自らの体験があるからだ。「例えば子どもが一人で安心して食事ができる場所があることで、お母さんに時間や心にゆとりが生まれる。『働きながら育てる』ことを陰ながら応援できれば」と明絵さん。

 今後は場所を変えながら季節ごとに年4回程度開催し、来年以降回数を増やしていく予定。ゆくゆくは農業体験を通じた食育や乳幼児の母親が食卓を囲む「ママの食卓」なども構想しているという。

 次回は8月を予定。詳細は随時フェイスブックページ(「はやま食卓プロジェクト」で検索)で発信する。問合せは清水さん【電話】046・876・8167

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