「山口蓬春記念館」(葉山町一色)であす6月10日(土)から夏季収蔵品展「山口蓬春の日本画と写生―花・その煌めきを描くこころ」が始まる。近代日本画の大家が遺した草花の写生などの作品群から自然風物の美を読み解く。
山口蓬春(1893-1971)は大正から昭和にかけて活躍した画家で、晩年は同館前身の自邸で創作に励むなど葉山町にもゆかりが深い。生前は自らの絵のモチーフとするため、自邸の庭園で四季折々の草花を育て、写生に勤しんだという。同展では、蓬春が描いた日本画や写生を中心に展示しながら、四季の花々やその煌びやかな世界を浮かび上がらせる。
9月24日(日)まで。会期中は、毎週日曜日の午後2時から学芸員による展示解説(約20分間、各定員先着10人)が行われるなど、関連イベントも予定されている。開館は午前10時から午後5時(入館は4時30分まで)。入館は一般600円(高校生以下は無料)。月曜休館。前後期で一部展示替えあり。
問合せは同館【電話】046・875・6094
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