神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
逗子・葉山版 公開:2017年6月23日 エリアトップへ

逗子高3年田牧さん 女子競歩で全国へ 夢舞台、頂点に意欲

スポーツ

公開:2017年6月23日

  • LINE
  • hatena
関東大会優勝の賞状とメダルを手に意気込む田牧さん
関東大会優勝の賞状とメダルを手に意気込む田牧さん

 逗子高校3年の田牧明花音さん(17)が、7月29日に開幕する全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の女子5000m競歩に出場する。16日、千葉総合体育センターで行われた関東大会(南関東)で初優勝し、全国行きを決めた。初めて挑戦する夢舞台に「支えてくれた先生や家族に感謝を込めて、結果を出せるよう頑張りたい」と意気込んでいる。

 圧巻の走りだった。県予選を勝ち抜いた16人が出場した関東大会では、序盤からペースをつかみ、首位を独走。2位に1分近く差をつけ、24分33秒の好タイムでゴールした。

 だが、結果を受けてこみ上げたのは意外にも悔しさだったという。「優勝は最低限。23分を切ることを目標にしていた」。これまでの自己ベストは22分48秒。視線の先は、すでに全国で勝負する自分を見据えていたからだ。

 昨年、県大会決勝で敗れて以来、一から練習を見直してきた。国際大会の審判員や元五輪選手のアドバイスを受けて歩型を改造。日々の練習でも30キロ以上走り込み、底力を鍛えた。厳しい練習に取り組むうち、次第に結果も伴うように。2月、兵庫で行われたジュニア選抜競歩大会では3位に入賞し、続く4月の全日本輪島競歩大会では準優勝を収めた。「課題だった歩型に自信が持てるようになって、タイムが狙えるようになった」。部顧問の森壽光教諭から自分の走りが「全国でも通用する力がある」と後押しされたことも励みになったと振り返る。

 夢舞台への出場を目指し、1年時から全国大会に足を運び、高校トップクラスの走りを目に焼き付けてきた。「インターハイで優勝するために3年間頑張ってきた。自分らしいレースをして、頂点に立ちたい」。号砲を前に気合は十分だ。

逗子・葉山版のトップニュース最新6

葉山に新たな観光資源を

ビーチキャンドル

葉山に新たな観光資源を

森戸海岸で初開催

4月12日

青ジャンパー、駅前で19年

逗子観光推進の会

青ジャンパー、駅前で19年

「若者に案内続けてほしい」

4月12日

災害時、トイレ備えは

本紙アンケート

災害時、トイレ備えは

逗子、葉山ともに足りず

3月29日

子どもの笑顔のために

小坪小150周年

子どもの笑顔のために

5月25日に記念イベント

3月29日

70余年の歴史に幕

逗子市身障協

70余年の歴史に幕

「若い世代にあと託す」

3月15日

まちのコミュニティー目指す

うぇるま

まちのコミュニティー目指す

4月から本格始動

3月15日

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook