逗子市役所1階のロビーにあるカフェ「ともしびショップ青い鳥」が18日、リニューアルオープンした。膝や腰の弱いお年寄りでも利用しやすいようにとテーブル席4脚を増設。木漏れ日が注ぐ窓際の一角に、新たな憩いの空間が誕生した。
青い鳥は知的障害のある人の就労の場として1991年にオープン。現在は従業員3人とスタッフらが持ち回りで飲み物や軽食を提供している。
これまでは店のカウンターを除いて飲食ができる専用スペースはなかった。しかし、「座席の低いソファーでは利用者がゆっくり食事するのは難しい」とスタッフから声が上がり、青い鳥代表の久保薫さんらが平井竜一市長に相談。公共施設の管理業務を請け負う「パブリックサービス」からテーブルとイスを寄贈されることになり、リニューアルの準備を進めてきた。
セレモニーで久保さんは「スタッフと従業員一同、心新たに市民の皆様がほっとできる場所になるよう努力していきたい」とあいさつ。この日は逗子ゆかりの演奏家らによるミニコンサート=写真=も開かれた。
営業時間は開庁日の午前10時から午後4時。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|