逗子・葉山版 掲載号:2017年8月25日号

子ども食堂を主催する「はやま食卓プロジェクト実行委員会」代表を務める

清水 明絵さん

葉山町堀内在住 34歳

ママに心のゆとりを

 ○…子どもたちに温かい食事や居場所を提供する「こどもの食卓」。このほど堀内のカフェを会場に2回目を実施した。用意するカレーの材料は、趣味で農園を営む人や飲食店が無償や原価で提供。スタッフも皆地域のボランティアで、いわば葉山の支援がぎゅっと詰まった一皿だ。笑顔で食卓を囲み、食後は宿題やワークショップに取り組んだり。「何より大事なのは、楽しんで帰ってもらうこと。それが次に繋がるから」

 ○…仕事と育児の両立はときに心のゆとりをなくしがち。テーマは食を通じた共働きや子育て世帯、とりわけ母親への支援だ。自らも3人の子を育てながら設計士として働く。本当は毎朝子どもの髪を結ってあげたいし、宿題も見てあげたい。でも時間に追われ、気がつけば「ちょっと待って」が口癖になっていた。「今しかしてあげられないのに」。もどかしさを抱えるなか、子どもの孤食の問題が葉山でもあるという話が転機に。「子ども食堂があれば改善になる。それに働くお母さんが月一度でも食事を用意しなくていいとしたら、どんなに気が楽だろう」。そんな思いが引き金になった。

 ○…社会問題となっている子どもの孤食。共働きや女性の活躍など、社会構造が変化するなかで、「当事者だけで解決するのは難しい」とみる。鍵は、地域ぐるみで子育てを支援すること。こどもの食卓がその糸口のひとつになればと考えている。「大人だけでなく、子ども同士が交流して繋がりができる場になったら」

 ○…「何かできることはある?」「応援するよ」。手探りで始めた取り組みも賛同が得られ、瞬く間に支援の輪は広がった。「実現できるのは、皆さんの協力あってこそ」と感謝が口をつく。11月には初めて一色地区での開催も予定。ゆくゆくは全町の地区ごとに同様の活動が広がっていけばと期待する。「こどもの食卓は子育て応援の種のようなもの。色々な場所で芽吹いて、育っていってくれたら」

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