逗子を拠点に活動する中学生硬式野球チーム「逗子リトルシニアリーグ」が今月開催された神奈川県大会で初優勝に輝いた。強豪を相手に快進撃を続け、引退試合となった大会で3年生らは有終の美を飾った。
大会には県内45チームが出場。川崎中央Bを相手に初戦を白星で飾ると、2回戦で自慢の強力打線が火を噴いた。座間との対戦で12-2の大量得点で快勝して勢いにのり、続く3回戦(神奈川綾瀬)は5-3、4回戦(磯子港南)は10-0、5回戦(横浜青葉)を7-4で下すと、決勝戦は過去大会を制したこともある川崎中央Aを相手に10-3の快勝で締めくくった。
「練習の9割は打撃練習」と攻撃力に特化して、チーム力を磨いてきた同シニア。3年生の試合での通算本塁打は49本を記録するなど有望視されるもこれまで大舞台であと1歩が及ばなかった。今月上旬、名古屋で開催された国際大会ではベスト8で敗退。「最後の公式戦は負けないで終ろう」と悔しさをバネに変えた。
主将を務めた小田村涼さん(15)は大会を振り返って「このメンバーで最後は笑って終わりたかった。優勝できて本当に嬉しい」、監督の有馬弘さんは「一致団結して勝ち取った優勝。よく戦ってくれた」と労った。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|