様々な会社や職種の人が仕事場を共有する「コワーキングスペース」が今秋、逗子駅前にオープンした。在宅勤務や副業の解禁など政府が「働き方改革」を推進する中、運営会社は「働く人だけでなく、雇用側にとっても新しい選択ができる機会になれば」と期待を寄せている。
JR逗子駅から徒歩1分のビル4階にある「Coworker(コワーカーズ)’s(コワーカーズ) Kitchen(キッチン)」。約80平方メートルのフロアにはコンセント付きの長机や会議室、テラス席を備え、くつろげる空間が広がる。利用者が共用できる大型のキッチンが併設されているのも特徴だ。
運営するのは不動産会社の「ユニークホームズ」(阿部真美代表)。阿部代表も独立前、都内への通勤を苦に感じた経験があり、「ストレスなく働ける環境を作りたい」と立ち上げた。「今はパソコンさえあればできる仕事は増えた。週に数日でも通勤が無くなれば時間や心にゆとりが生まれる。多様な働き方が認められる中で、企業が事業所を逗子に移すことを考えるきっかけにもなれば」と阿部代表。
駅近の立地や設備が充実していることも利用者からは好評といい、契約を結んだ小坪在住の男性(59)は「オフィスの方がはかどるし、仕事と家庭が分けられて良い」と話した。
利用時間は午前9時から午後11時。会費制で月額6千円から1万3千円。問合せは同社【メール】info@unique-homes.co.jp
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