大磯町在住の日本画家、堀文子さん(99)の作品を集めた展覧会「白寿記念 堀文子展」があす11月18日(土)から一色の県立近代美術館葉山で始まる。白寿を記念し、自然と生命を描き続ける女性日本画家の清新な世界を紹介する。
堀さんは1918(大正7)年、東京麹町の生まれ。女子美術専門学校(現・女子美術大学)で日本画を学び、当時の先鋭的表現に影響されながら、新たな日本画を探求。メキシコやイタリア、ネパールなどにも精力的に足を運び、独自の世界を築きながら美術展などで受賞を重ねた。
同展では、初期作品や絵本の原画をはじめ、世界各地の旅や四季の移ろいを描いた日本画や水彩画など約100点と関連資料役50点を展示。堀さんの画業を回顧しながら、その芸術と人間像に迫る。
来年3月25日まで。コレクション展「冬の旅、春の声」も同時開催している。
開館は午前9時30分から午後5時(入館4時30分まで)。入館料一般1200円。
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12月16日(土)にはノーベル医学・生理学賞を受賞した、北里大学特別栄誉教授の大村智さんの記念講演会「女流画家たちとの出会い」(午後3時〜)も予定。定員70人、参加無料(多数時抽選)。11月30日(木)申込み締め切り。問合せは同館【電話】046・875・2800
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