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最新号:2012年2月 3日号
2010年8月20日号
アジア3位の普通の女子
○…趣味はミクシィと連ドラを観ること。最近では「ホタルノヒカリ」がお気に入り。選手権出場が決まった時も、「ドラマが観られないと困るから、タイに行くのをためらいました」と小さな声で恥ずかしそうに笑う。日本に帰ってきて、まずは撮り溜めた連ドラを観ることから始めた。愛猫とじゃれ合うそのあどけなさからは、とてもレスリングをやるような女の子には見えない。
○…レスリングを始めたきっかけは小学5年生の時、母が通っていたジムのトレーナーの紹介で。「サクラでもいいから来てと言われ見に行ったら、そのままのめりこんでしまった」。力勝負や戦うことが好きで、負けず嫌い。小さい頃は、男子とケンカもしばしば。「試合に負けたら辞めたいと思うし、すぐ泣きます」。高校では、たった一人の女子レスリング部。練習は毎日。男子に混ざっての部活や大学での練習、試合前の減量など、苦労は絶えないが「部活は楽しい」。きっぱりと答える。「技術はあまり高くないけど、気持ちとパワーで勝負するタイプ」と自己分析。憧れは浜口京子選手だ。
○…今までに獲得したメダルは20個以上。横須賀で行われた参考試合では黒人の男子と戦ったことも。試合前は、食事とランニングで体重管理。お菓子を食べられないのが一番残念だという。普段の体重から9kg落として試合に臨んだ事もある。今大会3位の成績には「納得はしていません。一番いい色を獲りたかった」と悔しさを滲ませた。
○…今後は、もちろん全国優勝を目指す。一方で「レスリング一本の人生は嫌ですね」と、うつむきながらの本音。「救急救命士になりたい。でもレスリングでオリンピックにも出たいかも。大学でレスリングは続ける…と思います」。アジア3位の称号を手にした「羽鳥の星」は、まだまだ悩める女子高生だ。